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2017/11/14 平成29年度社労士試験 合格率は6.8%(合格発表)

 本年11月10日、官報及び社会保険労務士試験オフィシャルサイトにおいて、「第49回(平成29年度)社会保険労務士試験」の合格発表がありました。合格率は「6.8%」で、前回の4.4%から2.4%アップしました。狭き門になってますね。

社会保険労務士試験オフィシャルサイトでは、総合的に情報が提供されており、以下のページから、合格基準及び正答や、合格者受験番号一覧などがご覧になれます。

第49回(平成29年度)社会保険労務士試験についての情報
http://www.sharosi-siken.or.jp/exam/info.html


 労働関係法令学習用スマホアプリの提供を開始(厚労省)

 厚生労働省から、今月11日、「学生や就労経験の浅い若者等が、労働条件に関する法律の知識について、クイズを通して学習することができる、スマートフォンアプリ『労働条件(RJ)パトロール!』を作成しました。」とのお知らせがありました。

このアプリには、個性豊かなキャラクターと一緒に架空の会社をパトロールして、労働環境の問題点を見つけ出すクイズや、労働関係法令に関する情報の閲覧や労働条件に関する相談窓口の連絡先を確認する等の機能が付与されているとのことです。

詳細は、下記サイトでご確認下さい。
http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000183889.html


 
顧客のマイナンバー書類を誤って裁断 地方銀行

 「ある地方銀行が、今月9日、顧客のマイナンバーカードのコピーなどの書類が入った封筒440通を、データ入力前に誤って裁断したと発表した。」という報道がありました。裁断片は全て確保しており、顧客情報の外部流出はないということです。

同銀行のホームページにおいて、お詫びと事案の概要などが発表されています。
http://www.gunmabank.co.jp/info/news/291109.html

 原因は、業務の外部委託先における単純なミス。「当行システムへマイナンバーを登録後にシュレッダー裁断すべきところ、誤って登録前に裁断してしまったもの」と説明されています。

マイナンバー法では、「個人番号関係事務又は個人番号利用事務の全部又は一部の委託をする者は、委託先において、番号法に基づき委託者自らが果たすべき安全管理措置と同等の措置が講じられるよう必要かつ適切な監督を行わなければならない。」とされており、外部に委託したからといって、責任がなくなるわけではありません。
  
この事案では、情報の外部流出などはないということですが、委託した者(委託者)の方で、お詫びや情報公開などの社会的な責任を果たしたということですね。

委託者の方々においても、委託先の「必要かつ適切な監督」が必要ということは、再確認しておきたいところですね。なお、「必要かつ適切な監督」には、①委託先の適切な選定、②安全管理措置に関する委託契約の締結、③委託先における特定個人情報の取扱状況の把握が含まれるとされています。

委託先からさらに再委託されているケースもありますので、取扱状況の把握などを、キチンと行う必要がありますね。

特定個人情報の適正な取扱いに関するガイドライン(事業者編)・・委託の取扱いは第4-2-(1)
http://www.ppc.go.jp/files/pdf/my_number_guideline_jigyosha.pdf

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